2014年11月 [文芸時評]
毎日新聞2014年11月26日夕刊に、11月の文芸時評が掲載されました。
《最近の書店に行くと、日本がいかに素晴らしい国かを語った本と、中国人や韓国人に対する嫌悪を吐露した本が目立つ。そうした本がもつ問題を出版関係者の側から提起したのが、ヘイトスピーチと排外主義に加担しない出版関係者の会・編『NOヘイト! 出版の製造者責任を考える』(ころから)だ。貴重な提言だが、それを読むと問題の背後には、長引く出版不況とそれらの本が一定数売れるという現実があることがわかる。……[全文は毎日新聞で]》
取り上げたのは、
・黒川創『京都』(新潮社)
・辻原登「Yの木」(「文學界」10、12月号)
・小林信彦「つなわたり」(「文學界」12月号)
・谷崎由依「蜥蜴」(「新潮」12月号)
の4作です。
《最近の書店に行くと、日本がいかに素晴らしい国かを語った本と、中国人や韓国人に対する嫌悪を吐露した本が目立つ。そうした本がもつ問題を出版関係者の側から提起したのが、ヘイトスピーチと排外主義に加担しない出版関係者の会・編『NOヘイト! 出版の製造者責任を考える』(ころから)だ。貴重な提言だが、それを読むと問題の背後には、長引く出版不況とそれらの本が一定数売れるという現実があることがわかる。……[全文は毎日新聞で]》
取り上げたのは、
・黒川創『京都』(新潮社)
・辻原登「Yの木」(「文學界」10、12月号)
・小林信彦「つなわたり」(「文學界」12月号)
・谷崎由依「蜥蜴」(「新潮」12月号)
の4作です。
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