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喜多八膝栗毛に行ってきた [生活と意見]

落語家の柳家喜多八さん(http://www2.odn.ne.jp/~caf75600/)が、高座三十周年を記念して三夜連続の独演会「喜多八膝栗毛」を博品館劇場でやるというので、その初日に行ってきた。

ぼくは大学生になってから寄席に行くようになったのだけれど、喜多八さんの落語は、そのころからの大ファンである。

古典をあれだけ面白く聞かせてくれる人はいないし、芸人魂を感じさせてくれるいまどきめずらしい噺家である。

初日のゲストは春風亭小朝で、二日目は立川志の輔、最終日は柳家小三治という豪華な企画である。

喜多八さんは廓話の「五人廻し」と、新作の「籠釣瓶花街酔醒[かごつるべさとのえいざめ]」の第一夜分をやった。久しぶりの落語を堪能する。

パンフレットにあった本田久作という方の文章もおもしろかったし、ひどい雨ではあったけれど、よい晩でした。


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