2015年3月 [文芸時評]
毎日新聞2015年3月25日夕刊に、3月の文芸時評が掲載されました。
《一九四七年にはじまった『群像』の創作合評は、現在の文学観を映す鏡だ。今月は、先月の文芸誌に掲載された作品から青木淳悟「匿名芸術家」、羽田圭介「スクラップ・アンド・ビルド」、筒井康隆「メタパラの七・五人」が取り上げられている。語っているのは山城むつみ、長嶋有、松田青子の三人。そこで長嶋有が、西村賢太と勝又浩の対談「私小説は精神の自爆テロ」(『季刊文科』64号)にある、勝又浩の発言に言及している。……[全文は毎日新聞で]》
取り上げたのは、
・佐伯一麦『麦主義者の小説論』(岩波書店)
・吉田修一「あたたかい狂気」(「文學界」4月号)
・勝又浩『私小説千年史』(勉誠出版)
・佐藤友哉「ドグマ34」(「すばる」4月号)
・栗田有起「抱卵期」(「文學界」4月号)
の5作です。
コメント 0