2014年12月 [文芸時評]
毎日新聞2014年12月24日夕刊に、12月の文芸時評が掲載されました。
《おそらくこの五年ほどで読んで、もっとも衝撃的だった本が矢部宏治『日本はなぜ、「基地」と「原発」を止められないのか』(集英社インターナショナル)だ。内容を要約すると、沖縄の米軍基地周辺では基本的人権が守られていないが、それは日本国憲法より安保法体系が上位にあるからだ。その安保法体系を運用するための米軍と官僚からなる日米合同委員会の決定が、実質的に日本を支配している。……[全文は毎日新聞で]》
取り上げたのは、
・金原ひとみ「持たざる者」(「すばる」1月号)
・矢作俊彦『フィルム・ノワール/黒色影片』(新潮社)
・堂垣園江「浪華古本屋騒動記」(「群像」12、1月号)
の3作です。
《おそらくこの五年ほどで読んで、もっとも衝撃的だった本が矢部宏治『日本はなぜ、「基地」と「原発」を止められないのか』(集英社インターナショナル)だ。内容を要約すると、沖縄の米軍基地周辺では基本的人権が守られていないが、それは日本国憲法より安保法体系が上位にあるからだ。その安保法体系を運用するための米軍と官僚からなる日米合同委員会の決定が、実質的に日本を支配している。……[全文は毎日新聞で]》
取り上げたのは、
・金原ひとみ「持たざる者」(「すばる」1月号)
・矢作俊彦『フィルム・ノワール/黒色影片』(新潮社)
・堂垣園江「浪華古本屋騒動記」(「群像」12、1月号)
の3作です。
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